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建設業界の今後の課題とは?意外と知らない建設業界が抱える課題を徹底解説!

建設業

建設業界の今後の課題とはなんなのか?この記事を読めば、建設業界が抱えている問題が分かり、建設業界の課題が分かります。

建設業界の課題を明確にして、問題を解決していきましょう!

ちなみに、私は建設業界のゼネコンで働く者です。

今回の記事だけではなく、建設業界についていくつか記事を書いてるので、気になる方は最後まで読んでください!

悲報】建設業の現実を客観的に見たら、建設業終わってました。詳しく解説します。

建設業界の今後の課題とは?意外と知らない建設業界が抱える課題を徹底解説!

人手不足

建設業界の一番の課題であり、1番難しい問題それは人手不足です。

とにかく人手が足りなくて大変だと思います。人手不足の原因の1つに若い人が入ってこないというのがあります。

建設業界は、若い子から人気がなく新しい人材が不足しています。

なので、どれだけ若年層を確保できるかが、建設業界の今後の課題になってくると思います。

また、建設業界で働いていて辞める人も多く、原因として夏の暑さや冬の寒さなど自然環境等に負けてしまう人が多く見られます。

建設業界はどうしても自然環境の影響をとてつもなく受けるので、自然環境にどのように順応し作業の効率化が図れるかが最大の目標になるとおもわれます。

高齢の加速化

先ほどの人手不足と少し似ているのですが、若年層の減少に伴って建設業界全体の高齢化が加速しています。

下の画像を見ていただくと分かりますが、若年層の減少は歴然です。

一応、国土交通省のサイトリンクを貼っといたので、興味がある方は見てみてください。

https://www.mlit.go.jp/common/001180947.pdf

さて、見ていただけましたでしょうか?明らかに高齢化が始まっていて、建設業界の数十年後が心配ですよね?

技術の継承にも関わってきます。

これだけ若年層が少ないと、正しい技術等がなくなってしまう可能性が考えられます。ですから、建設業界の高齢化は重大な課題と考えています。

低賃金

主に肉体労働者に多いですが、疲労の割に合わない賃金が建設業界は多いように感じます。

建設業界は、出来栄え等よりも年功序列や経験年数で給料が設定されていることが多く、若いうちや新人は経験等が無いがために、驚くほど安い賃金で働いてる人がいると思います。

それに加えて、肉体労働や体を使う仕事が多い中、他の業種と比較した時に賃金が低いと思われます。

そのほかにも、最近では外注化が多くなっていて、私が聞いた中では丸投げの外注で6次下請けを聞いたことがあります。

ここまで下に流されてしまうと、実際に仕事をする人たちの利益がかなり少なくなってしまいます。

なので、過剰な外注化が低賃金を招いてる可能性も考えられます。

長時間の拘束

建設業界は、かなり拘束時間が多いです。具体例を出しますと、朝6時半ごろから活動して、家に帰ってくるのは夜の8時前後の人が結構いると思います。

こうなってしまうと、1日の仕事による拘束時間は14時間ととても多く、睡眠時間(7時間)を省いたら自由に使えるのは3時間程度しかありません。

その3時間の間に食事や家事、趣味や交際などをしなければいけないので、平日仕事の時は自分のやりたいことや好きなことをするのが厳しいと考えられます。

そして、建設業界は1週間の休みが1日しか無いところが多くて、月の休みは4日ほどしかありません。

そうなると、平日は息抜きなど出来ないと思うので、週末の少ない休みを息抜き等に使う人が多いと思います。

これもし続けてしまうと、仕事漬けになってしまい、幸せとはなんなのか。

生きる意味とはなんなのか、仕事は何のためにしているのかなど、よくわからなくなってしまいます。

なので、これからの建設業界は改革をして、拘束時間を減らしていくのがとても重要項目だとおもいます。

低レベルな福利厚生

低レベルな福利厚生。これは、詳しく解説しなくても察しがつくと思うので、軽く解説していきます。

建設業界は有給取得率がかなり悪いです。他に悪い業界は飲食店等が挙げられます。

まず、建設業界の仕事の特徴として、一人一人にそれぞれの仕事があり、代わりがきかない仕事内容が多く感じます。

それに加え、高齢化が進んでいると言いましたが、高度経済成長期のゴリゴリの仕事マン達は、有給取得などせずに働きまくります。

そんななか、若い人たちが取れるわけがないので、建設業界全体での有給取得率を底上げする必要性が感じられます。

このような、福利厚生ですが他にも育児休暇等も、整っているところが少なく、これから業界全体を良くしていくには、福利厚生の改善も必要不可欠なのではないか?と考えられます。

オリッピック後の業界

オリンピック後の業界は必ず衰退します。今、オリンピックに向けてインフラ設備や会場の設置など、オリンピック関連の仕事が多数あるとおもいます。でも、2020年のオリンピックが終わった後はそれらの仕事が全くなくなります。それに加えて、オリンピック開催国は開催し終わった後著しく、衰退してます。なので、日本でもかなりの確率で衰退が予想され、その影響が必ず建設業にもあると考えられます。ですから、オリンピック開催後も建設業界を盛り上げていくために、工夫や解決案がとても大事だとおもいます。そんななかで、今現在オリンピック後の希望の光が僅かに輝き出しています。オリンピック後の建設業界の動向を記事にまとめているので、建設業界で働いていてこれからも働こうと思ってる人は、知っていないと損しますよ!

IT化

建設業界はまだまだ、コンピュータ化が進んでいなくて、アナログの仕事が多数あります。

とはいえ、紙でのやり取り等はたくさんあり紙での作業を全てインターネット化することが出来ると、仕事の効率化含め環境保全にもなっていくとおもいます。

そこで1番問題なのが、建設業界で働いている人の大多数が、IT系に苦手意識を持ってるのが1番の課題です。

コンピュータ等出来ない人が多く、そもそもスマホを使ってる人が少ない印象です。

なので、建設業界のIT化がこれから何年かは大きな課題としてあり続けると思われます。

まとめ

建設業界は、今節目にきているとおもいます。

建設業界を変えるのは並大抵では出来ませんが、1人1人の意識で環境は変わっていくと思うので、これからも情報発信していこうとおもいます。

今回は、建設業界の課題について執筆してきました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

もし、これを読んで批判等ありましたらコメント又はTwitter【しみぁんた】にてお待ちしています。厳しいご意見よろしくお願いします!

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