建設業界に就職するのですか?それなら、知ってますよね?
この記事を読めば、建設業界での当たり前を知ることが出来ます。
建設業界が全く分からなくて不安でも、少しでもわかれば状況は変わるので、早めに動き出して頑張りましょう!
ちなみに今僕は、地方のゼネコンで現場監督をしていて毎日働いています。
そんな中感じたことや理想と現実をあなたに教えられたらと思います。
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知らないとヤバイ?建設業界に就職する前に知っておいた方が良いこと。
朝が早い

建設業界で働いている人は分からないかもしれませんが、建設業界は朝が早い業界です。
早くから働きはじめる理由はいくつかありますが、1番なのは朝礼(毎朝現場で作業する前に行う1日の内容等、連絡事項)が朝の8時から始まるということです。
8時に始まるなら早くないと思った人は、少し考えてみてください。
仕事が始まるのが朝の8時です。
その場合、8時の仕事開始の前に道具や材料などなどさまざまな準備することがあります。
そして、多くの人はまず自分の会社に寄って、荷物を車に積んでから作業場がある場所まで移動すると思います。
なので、自分の会社と作業場所が離れていた場合や車に積む荷物が沢山あった場合などに、朝早く起きなくてはいけなくなります。
これは毎日でしかも自分ではどうにもできなくて、流れに身を任せるしかないと思うので、肝に免じてください。
朝が早くなる原因でこの一連の流れがとても目立ちます。
長時間労働?

建設業界はいわゆる長時間労働が主流になっています。
長時間労働とはどのくらいの時間労働するのか?
ですが、ざっくり言いますと主観ではありますが10時間を超えた場合長時間労働とみなします。
これを聞いて少な!って思った人は良いですが、多いな…って思った人はおそらく建設業界は向いていないので、建設業界で働くのを辞めるか、またどうにかやりくりして、時間を減らすと良いと思いますよ。
でも、どうして長時間労働になってしうのか?
それは、先ほどの朝が早いというのもありますがそれに加えて、仕事後の行動も意味しています。
建設業界は、朝の8時から夕方の5時まで現場等で作業やら工事やらやります。
ですから、それ以外の準備だったり書類云々だったり何かと時間がかかってしまいます。
実際に働いてみると良いですが、かなり拘束時間は長いと思っていただいて結構なので、拘束時間が長くて大変なのをあらかじめ理解しておいた方が良いと思いますよ!
休みが少ない

建設業界は休みが少ないです。私の知っている周りの会社は週休1日のところが多いと思います。
週休1日で、なおかつ有給を使えるところは少ないのが現実です。
何故このようなことになってしまったかというと、日当月給の制度が根強く残っているからだと思います。
日当月給とは、1日の給与すなわち日当が決まっていて、月に出た分が1ヶ月の給与とされることです。
なので、1ヶ月間どれだけ出たかによって大きく給与が変わります。
この場合、週休が1日と2日では1ヶ月で4日分も給与が変わってしまい、もし日当10000円の人でも20万円と16万円となり大きく差が開いてしまいます。
仮にこれが1年間12ヶ月で比較した場合だと、240万円と192万円となり48万円も差がついてしまいます。
ですから、家族を養う人やお金に困ってる人ほど週休2日には反対で、建設業界はそのような人が多いので、なかなか完全週休2日制は厳しい状況です。
若い人が少ない

若い人が少ないですね。
今現在、建設業界で働いている人なら分かると思いますが、とにかく少ないです。
若い人がいないことで考えられることは、雑用する人がいない、同僚後輩がいない、モチベーションが高めにくい、指導者を独り占めできる、のびのびと仕事ができる、比較されない、常に若手。
などなど、メリット、デメリットそれぞれたくさんありますね。
一概に良い悪いとはいませんが、人は多いにこしたことはないし、若手がいないと技術の継承の問題などもあるので、若手が少ないのはとても気がかりです。
国土交通省の調査によれば、建設業界の29歳以下の就業者数は全体の1割だそうです。
https://www.mlit.go.jp/common/001174197.pdf
建設業の若手不足は、もはや体感だけではなくデータでもはっきり出ていて、深刻な問題です。
これを知らないで入ってくるのはリスクが高いので、きちんと理解してから就職しましょうね!
資格は必ず必要

建設業界で生き抜くには、必ず資格は必要になってきます!
建設業界では、技量や市場価値を資格で判断する風潮があります。
ですから、転職を考える時も資格の有無によって天と地の差があります。
それに加え、資格を持っていることで国や県から許可が下りて仕事の幅が広がります。
建設業界の主な資格といえば、一級建築士や一級土木施工管理技士、一級建築士建築施工管理技士がありますね。
これらは国家資格で、自分の市場価値を高めるとともに、仕事の幅を大きく広げてくれます。
建設業界で生き抜くならば必ず資格取得は目指しましょうね。
余談ですが、資格とは別に技能検定というものがあります。
これは、資格とは少し違くてその人の技量を証明するものです。
とった後の活用方法などは似ているものの、難易度は低いので国家資格が難しい人は技能検定をとっても良いと思いますよ。
資格等は、とっただけでは意味が無いので、いかに活用するかが肝になってきます。
とる前から活用方法を考えて、無駄にしないようにしましょう!
自然環境の影響を受ける

建設業は、外での作業が多くて春夏秋冬の気候や台風や雨、雪などの天候の影響を直に受ける職業です。
あなたが思っている以上に、今現在の日本は住みやすくなっていて、環境の影響をあまり受けなくなっています。
そんな中で、建設業に就職するのであれば、予想を遥かに超える厳しさがあるのを覚えておいてください。
ちなみに、2019年の猛暑。この時の仕事場での気温は50°c以上でした。その時の実際の写真がこちらです。

ですから、甘く見ずに立ち向かってください。
給与はピンキリ

給料はピンキリですね。
給料は年齢に比例します。
なので、20歳の人は20万で手取りが16.17万くらいですね。
これが大体の目安になっています。
ですが、もちろん例外もあって建設業は残業も多いので、20歳でも手取り25万とか30万もらってる人もいます。
逆に、20歳でも手取りで14万しかもらっていない人もいます。
このように、若いうちは振り幅が大きくて建設業全体の給料が良いも悪いも言えないです。
入った会社に100%依存します。
ですから、就職する際には自分の目指す生活スタイルをよく考えて、給料の値を決めると良いと思います。
手先は器用になる

手先は器用になると思います。
何故かと言うと、手先の器用さが求められる作業が多いです。
例えば、カッターを使って決められた形に切って貼り付けたり、ノコギリ等で正確に切ってハンマーなどで組み立てたりと、自分の思い通りに手先を動かす作業がとても多いです。
さて、気づいた人もいると思いますが、手先が器用かどうかは自分のイメージ通りに動かせるかどうかです。
なので、不器用な人でも反復練習によって徐々に器用になっていきますよ!
もし、建設業界で数十年働いたのに不器用な人がいたらすみませんww
健康的になれる

健康的になれます!
理由は、朝起きて夜に寝るからです。
人間の体の性質上、朝の日差しを浴びてそのあと数十時間後に布団につき寝る。
この行為が健康には不可欠です。
建設業界で働いてると、否が応でも朝早く起きて夜には疲れて寝るので、健康に勝手になりますよ!
目上の人が多く学ぶことが多い

前の文でも言いました通り、若者が少ないです。
これは逆転させると、目上の人が多いと言うことになります。
目上の人は、自分たちより何十年も長い時間を生きているので、その時間に対する経験は絶対に勝てません。
なので、勉強することはたくさんありますよね?
そこでいかに良いところを盗んで自分に生かすが重要ですね!
たまに、実力がない上司は尊敬しないって極端な人がいますが、自分で道を狭めることなく良いとこ取りをいかに上手くやるかが大切ですよ!
やりがいがある

建設業界は、仕事の中でもトップクラスのやりがいがあると思います。
まず、あなたがもし建設業界で働いたとしたら、自分が死んだ後も残るモノを造ることが出来ます。
そして、自分の仕事結果を目で見ることができることが私はとても嬉しいですね。
他の仕事の場合、人からの称賛や賞によってやりがいを感じるとは思いますが、
建設業などのモノづくり産業は称賛や賞はもちろんのこと、形として表現できるのは偉大だと思いますよ!
建物を作ることは簡単ではなくて、作りあげるまで大勢の人の力を使ってようやく成せる仕事です。
よって、終わった後の達成感もすごくて仕事にやりがいを感じたい人には、おすすめの仕事になってます!
もし、建設業についてもっと知りたいことや裏話を知りたい人はこちらをどうぞ。
経験積みたいなら大手はアウト


あなたがもし、将来キャリアアップを目指していて独立等を考えているのであれば、大手企業に勤めるのはあまりお勧めしません。
もちろん、大手企業に勤めれば人脈が増えたり、最新の技術で仕事が出来て最大規模の成果を出すことが可能です。
その一方で、将来の独立等を考えた場合大手企業では、少々厳しくなります。
理由は、大手企業は作業の分担化が徹底されていて、同じ仕事を繰り返し何度も行うからです。
逆に、中小企業などは人手が足りていないので、さまざまな仕事をやります。
この差が独立にかなり影響してくると思います。
分かりやすく言うと、大手企業は狭く深くで 中小企業は浅く広くです。
ただ、この狭く深くなんですが割と深くないことが多いです。
というのも、深すぎるとコストがかかってしまい本末転倒になってしまうからです。
なので、大手企業は狭く浅くだと認識して良いと思いますよ!
最初の5年は我慢の連続


建設業界で生き抜くのなら、少なくても最初の5年は我慢の期間だと思ってください。
どの業種でもそうだと思いますが、建設業は特に覚えることが多いです。
その理由に、建設物等の出来上がるまでの期間が長いからだと考えられます。
例えば、半年かかる建物だったとします。
その場合、あなたが今行った仕事を次やるのは半年後ということです。
ですから、反復練習が難しくて覚えるのに時間がかかると思います。
他の業種、例えばコンビニだとしたら、1日のうちにレジ打ちや品整理などなど何回もあると思います。
それがもし、それぞれの仕事が半年に一度だったら次やるときまでに忘れる可能性が高いですよね?
なので、建設業界の仕事は凡人にはすぐ覚えるのが難しくて、時間がかかるから辛抱してがんばれ!ということです!
まとめ


最後までありがとうございました!
建設業界で働くのであれば、事前に知っておいた方がいいことは沢山あるので、投げやりにならず頑張ってください!
このサイトでは、建設業の現実と生き抜き方とダイエット等について詳しく解説してます。
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